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第12回一茶の句俳画入選者(一般の部)

第12回一茶の句俳画入選者(一般の部)
選考結果(敬称略・順不同)
 
*作品をクリックするとギャラリー表示します

俳画コンクール作品についてお詫び
一茶ゆかりの里一茶館事務室の空調施設の破損により、応募いただいた俳画コンクール出品作品の一部が水に触れ、彩色にじみ等を生じさせてしまいました。
 一茶館では、思いを込めて作品の制作に取り組まれた皆さんに心からお詫びを申しあげますとともに、今後このような事故が発生しないよう施設の管理に万全を期してまいります。
 彩色にじみ等が生じた作品をそのまま掲載させていただきますが、ご容赦くださるようお願い申し上げます。

大賞

雪とけて村一ぱいの子ども哉

玉井 金江

特選

あのやうに我(も)老しか秋のてふ

篠原 健三

初夢に古郷を見て涙哉

三田村 義夫

梅が香や湯の香やさては三日の月

久保田 志行

特別賞

古郷やいびつな家も一かすみ

雫石 かつよ

有明や浅間の霧が膳をはふ

剣芙 美子

​入選

七夕や涼しき上に湯につかる

唐澤 照子

春風に猿も親子の湯治哉

倉升 祥子

寒き夜や我身をわれが不寝番

和泉田 正人

大蛍ゆらりゆらりと通りけり

太田 聖子

焚(く)ほどは風がくれたるおち葉哉

林 澄子

涼風や力一ぱいきりぎりす

山本 榮涛

草花やいふもかたるも秋の風

竹内 健三

秋霧や河原なでしこりんとして

宮﨑 恒雄

団栗の寝んねんころりころり哉

中山 琴寿

むまさうな雪やふふはりふふはりと

川上 伊佐雄

佳作

どんど焼どんどと雪の降りにけり

山岸 友幸

山寺や雪の底なる鐘の声

北村 みどり

ともかくもあなた任せのとしの暮

宮島 美代子

暑き夜や子に踏せたる足のうら

倉坂 爽史

しぐるるや軒にはぜたる梅もどき

小松 信子

生残り生残りたる寒(さ)かな

望月 信幸

青梅に手をかけて寝る蛙哉

伊藤 篤子

ふらんどや桜の花をもちながら

春原 量子

蜻蛉やはつたとにらむふじの山

武田 喜代子

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